2022鈴鹿8耐第43回大会
motercycleトップ2022“コカ・コーラ ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 2022スーパーバイクinもてぎ
2022鈴鹿8耐リザルト
日本で一番盛り上がっているロードレースイベントと言っても過言ではない、鈴鹿8時間耐久ロードレース“鈴鹿8耐”が3年振りに開催された。

新型コロナウイルスの影響を受け、2020年、2021年と開催が見送られてきたが、2022年は、世界耐久選手権シリーズの第3戦として行われた。
KOYORADとしても、この約3年も休むことなく開発を続け、高温の中でも、より安定した水温を供給するためにニュータイプを投入した。

2022年は、共に開発を行ってくれている #3 KRP三陽工業 & RS-ITOH、ドゥカティの雄、#61 Team de"LIGHT、そして秋吉耕佑選手率いる#9 Murayama.Honda Dream.RT、元MotoGP™ライダー玉田誠監督が率いる#88 Honda ASIA-Dream Racing with SHOWA、そして全日本ロードレース選手権のトップチームである伊藤真一監督率いる#17 Astemo Honda Dream SI RacingとKOYORADラジエーターユーザーが5チームも参戦した。

6月、7月に、それぞれ2日間合同テストがあり、マシンセットを各チームを進めて来た。
そしてレースウイークは、火曜、水曜にテスト走行があり、過去にないほど長い開催期間となっていた。その火曜と水曜は、猛暑に見舞われたがKOYORADラジエーターを使っているチームは、全く問題がないと評価。
決勝に向けて不安要素を取り除くことができていた。
金曜日に行われた公式予選は、各ライダーが一人ずつ2回のセッションでタイムアタックを行い、2名のタイムの平均で順位が決まる。

ライダーブルー、ライダーイエローと1回目のセッションが行われていくが、ライダーレッドのセッションが開始されると雨が西コースから降ってくる。

これを見たライダーのほとんどはピットに戻ってしまうが、トップタイムは2分10秒台。つまり2回目にタイムを出せないと予選落ちになってしまう可能性があった。
多くのライダーが2回目にかけていたが、無情にも雨が再び降り出してしまう。

リスクを承知でタイムアタックを行うが、基準タイムをクリアできなかったライダーも多かった。
その中に#17 Astemo Honda Dream SI Racingの羽田太河選手、#9 Murayama.Honda Dream.RTの今野由寛選手も含まれており一時は騒然となったが、コンディションが不安定ということで救済措置が取られ、決勝に出場できることになっていた。
#17 Astemo Honda Dream SI Racingは、さすがトップチームだけにTOP10トライアルに進出。
本来ならライダー2人が1周のタイムアタックを行って争われる予定だったが、こちらもコンディションが安定しないことが予想されたことから40分間の計時で行われ7番手グリッドを確保していた。
カウントダウンが行われマシンにライダーが駆け寄るル・マン式スタートで3年振りの鈴鹿8耐がスタートした。
#17 Astemo Honda Dream SI Racingの作本輝介選手は、やや出遅れものの、すぐにペースを上げ、トップグループに加わっていく。
しかし…。
2周目の200Rからスプーンカーブに進入するところでハイスピードのまま転倒。
マシンは、前を走っていたライダーに接触してしまい2台がクラッシュ。いきなりセーフティカーが導入される展開となってしまう
その後もKOYORADラジエーターユーザーのチームにアクシデントが起こる。
#3 KRP三陽工業 & RS-ITOHは、松崎克哉選手がライディング中にデグナーカーブ2個目で、#61 Team de"LIGHTも長谷川修大選手がヘアピン手前の110Rで、#9 Murayama.Honda Dream.RTも出口修選手がMCシケインで、それぞれ転倒を喫してしまう。
#17 Astemo Honda Dream SI Racingは、大きくダメージを受けたマシンを約2時間かけて修復し、再スタートし、ゴールを目指した。
#88 Honda ASIA-Dream Racing with SHOWAは、8番手辺りを争っていたが、3度目に入ったセーフティカーのためにピットロード出口で止められてしまいタイムロス。
レース終盤にポジションを落として11位でチェッカーフラッグを受けている。
KOYORADラジエーターユーザーのチームにとっては厳しい結果となったが「水温に関しては、確認しないでいいほど安定していました」と皆が口をそろえてコメントしてくれた。
酷暑の鈴鹿8耐を戦ったデータをもとに、さらにいい製品を開発するのがKOYORADの使命だ。
Honda ASIA-Dream Racing with SHOWA
team delight
Murayama.Honda Dream.RT
Team de"LIGHT
Astemo Honda Dream SI Racing

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