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KOYOラヂエーターの実戦開発パートナーとして鈴鹿8時間耐久などで活躍しているRS-ITOH。同チームが年間シリーズを戦っている全日本ロードレース選手権第5戦が栃木県・ツインリンクもてぎで開催された。
WILL-RAISE RACING RS-ITOHからは、全日本最高峰クラスで2度チャンピオンを獲得したことを始め、世界でも活躍した経験を持つベテランの井筒仁康、RS-ITOH&AISAからは、栃木が地元の岩崎哲朗と全日本2年目の石塚健がJ-GP2クラスにエントリーした。
WILL-RAISE RACING RS-ITOHからは、全日本最高峰クラスで2度チャンピオンを獲得したことを始め、世界でも活躍した経験を持つベテランの井筒仁康、RS-ITOH&AISAからは、栃木が地元の岩崎哲朗と全日本2年目の石塚健がJ-GP2クラスにエントリーした。
今回のレースは4輪のスーパーフォーミュラ、F3などと併催で行われる2&4レース。全日本ロードレースはJ-GP2クラスのみの開催となっていた。
金曜のA.R.T合同走行、土曜の公式予選と、ほぼドライコンディションで行われたが、高温であることと、4輪のタイヤラバーの影響もあり全体的にタイムは伸び悩んでいた。その中で井筒は、シーズンの流れを変えようとポールポジションを狙っていた。
金曜のA.R.T合同走行、土曜の公式予選と、ほぼドライコンディションで行われたが、高温であることと、4輪のタイヤラバーの影響もあり全体的にタイムは伸び悩んでいた。その中で井筒は、シーズンの流れを変えようとポールポジションを狙っていた。
今シーズンよりオリジナルフレームを投入したが、開幕前のテストで転倒し負傷。2戦目までケガの影響があったが、前戦のSUGOラウンドで、ようやく身体も全快。マシンの仕上がりもよかったが、オープニングラップに転倒という結果に終わっていただけに、今回こそという思いは強かった。
一方、今シーズンよりST600クラスからJ-GP2クラスにスイッチした岩崎と石塚は、まだ思うような結果を残すことができていなかった。
一方、今シーズンよりST600クラスからJ-GP2クラスにスイッチした岩崎と石塚は、まだ思うような結果を残すことができていなかった。
35分1セッションで行われた公式予選。
井筒はセッション終盤にタイムアタックに入りトップに立つが、最後にディフェンディングチャンピオンの高橋裕紀選手が上回り2番手となる。惜しくもポールポジションは逃すがマシンの仕上がりは上々であり、決勝は優勝を狙っていた。
井筒はセッション終盤にタイムアタックに入りトップに立つが、最後にディフェンディングチャンピオンの高橋裕紀選手が上回り2番手となる。惜しくもポールポジションは逃すがマシンの仕上がりは上々であり、決勝は優勝を狙っていた。
20歳になったばかりの石塚は、元気のいい走りを見せるが、攻めすぎて転倒を喫してしまうが、それでも7番手とまずまずのグリッド。
岩崎は、このレースウイークに入って、ずっと足回りに違和感を感じていたが、予選後に問題箇所が発覚。決勝を前にトラブルが解決し追い上げを誓っていた。
岩崎は、このレースウイークに入って、ずっと足回りに違和感を感じていたが、予選後に問題箇所が発覚。決勝を前にトラブルが解決し追い上げを誓っていた。
決勝は22周という全日本J-GP2クラスでは最も長いレースとなる予定だったが、直前に雨が降ってきたため周回数は17周に短縮されて争われることに変更される。
路面はウエットコンディションとなり俄然やる気になっていたのが井筒だった。ウエットでの速さは定評があり、昨年もSUGOラウンドで優勝を飾っているだけに今回も期待されていた。
路面はウエットコンディションとなり俄然やる気になっていたのが井筒だった。ウエットでの速さは定評があり、昨年もSUGOラウンドで優勝を飾っているだけに今回も期待されていた。
スタート時点で雨は、ほぼ降っていなかったが路面はヘビーウエット。
井筒は慎重に1コーナーに入って行くと4番手で2コーナーを立ち上がって行く。その後、1台をかわしオープニングラップは、3番手で戻ってくる。
岩崎は8番手、石塚は9番手で続いていたが、2周目の4コーナーで岩崎が痛恨の転倒。そのままリタイアとなっている。
「問題だった部分が直ったことで、すごくいいフィーリングになっていました。雨の中でも、こんなに攻められる状態になったのは初めてという感じでした。レースはあっと言う間に終わる結果となってしまいましたが、次回はいいレースができそうです」と岩崎。
井筒は慎重に1コーナーに入って行くと4番手で2コーナーを立ち上がって行く。その後、1台をかわしオープニングラップは、3番手で戻ってくる。
岩崎は8番手、石塚は9番手で続いていたが、2周目の4コーナーで岩崎が痛恨の転倒。そのままリタイアとなっている。
「問題だった部分が直ったことで、すごくいいフィーリングになっていました。雨の中でも、こんなに攻められる状態になったのは初めてという感じでした。レースはあっと言う間に終わる結果となってしまいましたが、次回はいいレースができそうです」と岩崎。
井筒は、2周目に2番手に上がると、4周目の1コーナーでトップを走っていた高橋選手がオーバーランしてすきに前に出ると、そのままレースをリードして行く。
井筒は、2番手以下を見る見るうちに引き離し独走態勢を築いていたが、6周目に転倒したマシンがコース上に残ってしまったため赤旗中断となる。
井筒は、2番手以下を見る見るうちに引き離し独走態勢を築いていたが、6周目に転倒したマシンがコース上に残ってしまったため赤旗中断となる。
レースは残り8周で再スタートが切られる。井筒は、3番手につけるが、明らかにペースを上げられず、トップの2台に置いて行かれてしまう。実は、再スタートまでのインターバルで変更したものが、うまく機能していなかったのだ。その後もズルズルとポジションを下げ、何とか完走してポイントを獲ることにスイッチを切り換えていた。
かわって石塚が7番手に浮上するが、6周目の4コーナーで転倒リタイアと、岩崎と同じポイントでレースを終えてしまう。「鈴鹿8耐でいい経験をさせてもらい、全日本でも井筒選手、岩崎選手という尊敬すべき先輩がいる環境で走らせてもらっています。今回は、最後に転倒という結果でしたが、次回につながるレースになったと思います」と石塚。
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