匠file03 永田俊雄
KOYORADの匠奥山浩之小野逸和永田俊雄
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インドネシアからの研修生がKOYORAD港工場での研修期間を終え、母国に帰国した数か月後。一人の男が懐かしむように研修寮にたたずんでいた―。
永田俊雄。インドネシア語を教本を使って独学で学び、研修生の輪に溶け込んでは持ち前の優しさで彼等を包み込みコミュニケーションを図る。仕事上での相談事は勿論、プライベートでも共に笑い、時には休日にテーマパークを連れだって観光するなど、面倒見のいい親分肌も見せる。
そんな永田は昭和26年、熊本県山鹿市で生まれた。実家近くにラヂエーター修理工場があった縁でKOYORADを知り、1989年に入社。
修理サービス工場での勤務を経て、現在は製造第一グループにて大型発電機用やトラック・バス用ラヂエーター、オーダーメイドの産業用ラヂエーターなど特殊品の修理・再生を主に担当している。

永田の溶接技術の高さはもはやここで記すまでもなく、これまで手掛けてきた製品の高い完成度、その一つ一つが雄弁に物語る。とりわけ特筆すべきはその「目利き」、すなわちこれまでの作業経験で培った高い状況判断能力である。

「やっぱりサービス工場で働いていた時に培ったのが大きいね」
作業者は通常、客先から預かったラヂエーターをまず確認する作業を行う。
この場合の「確認」とは、各部品を分解する順序、そして修理を施し溶接をして再度組み立てるという作業順序の構築と、修理品であるからこそ気を配らなければならない部分の状況判断を行うことである。
永田は一見してそれらを瞬時に判断することができる。

「新品の組み合わせじゃないから、気は遣うよね」

部品に穴が開きそうであったり、強度が弱いであろう部分も鋭く見極め、お客様に速やかに修理方法の提案をする。
同じ状態での品物は二つとなく、当然ながら巧みな修理技術を駆使するなかでその「さじ加減」は毎回微妙なタッチで
調整されなければならない。その確かな「目利き」としての存在はKOYORADにとって大変重要な存在であるのだ。

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